2011年7月29日金曜日

RackspaceのサーバをChef(knife-rackspace)から使ってみる

なんか頻繁に更新とかするとちょっと不思議な感じがしますね。
昨日書いたブログ1周年の感想はともかく、今回もRackspaceの作業記録ネタです。
今回の主役となるChefや、Puppetというソフトウェアは以前から聞いてましたが、正直あまりさわれていませんでした。

Chefについては色々な方が情報提供しているので、ここではChefを使ってRackspaceのCloudServersを操作するログだけ記録しておこうと思います。
なんかChefを使ってAWSって話は誰かが?(汗)書くようです。
ちなみにChef0.10.0からknife-rackspaceというプラグインを使用する事になったみたいなので忘れずに入れて下さいね。

Chefってなんぞ!?という方は以下のリンクが参考になるのではないでしょうか。
ちなみに私のChefサーバはOpscodeのSaaSを使用させて頂いております。
ネットワーク構成を本番に近い形にも出来るし、何しろChefサーバを運用しなくて良いのは素敵ですもんね。
※アナタそういうサーバ運用するのがお仕事でしょっ!ていう突っ込みは割愛して下さいね(笑)

以下、作業記録です。

1)knife-rackspaceのインストール

Chefとknife-rackspaceをMacBookにインストールするのは簡単でしたよ。

2)Cloud Serversをknifeコマンドで操作する為にAPIの設定

APIの情報を以下のように設定します。

3)Rackspaceへの接続確認

使用出来るサーバイメージをリストで表示します
指定可能なサーバのスペックの一覧表示します

4)起動確認=>レシピ適用=>削除

Cloud Serversのサーバを起動し、apache2のレシピを適用します
起動したサーバは一覧で表示出来ます
削除もknifeコマンドで実行出来ます
以上のように管理画面にログインする事なくknifeコマンドから操作出来ます。
Chefに慣れた人にとっては良い運用の選択肢になりそうです。
以前このブログで書いたcloudlbcloudsrversとかと組み合わせると、さらに面白そう!

Rackspaceのロードバランサは外部のサーバも分散先に登録出来ます。
Chef経由でバランシング対象のRackspaceのサーバとEC2インスタンスに同じレシピを適用するなんて事も出来ますね。

あー、Rackspaceのデータセンターが日本にも出来ないかなー。出来ないだろなー。
Rackspaceを使って動く素敵なサービスは日本でもたくさん使われてるのになー。