2011年4月17日日曜日

Rackspace Cloud導入記その9(LoadBalancerを使う)

相変わらずRackspaceは放置状態なのですが、久しぶりにログインしてみました。
気付いたらRackspaceでもロードバランサが使えるようになってるんですね。
(どうやら去年から使えたみたいですorz)
せっかくログインもしたので、動作確認程度に使ってみました。

RackspaceにログインするとこのようにLoad Balancersというものが追加されています。
ロードバランサの配下には1〜25台のサーバを登録する事が出来るようです。
そしてロードバランサの配下にはCloudServersで起動したものの他に、外部のサーバも登録可能です。
※外部のサーバーを登録出来るのって結構珍しい気がします
※ロードバランサに割り当てるVIPはグローバルでもローカルでも良いので、内部通信用の負荷分散も出来そうです。

  1. Create Load Balancerをクリックして作成開始

  2. 以下のように名前、プロトコル、VIPタイプ(グローバルもしくはローカル)を決定。
    ※分散のアルゴリズムはランダム、ラウンドロビン(重み付け可)、最小コネクション(重み付け可)と豊富です。
    ※重み付けはCloudServersのスペックを見てくれてくれそうな感じです。

  3. リージョンを決定し、登録したいサーバーを選択したらCreate Load Balancerをクリックして完了です
    ※リージリョンはORDがワシントン、DFWがテキサスです。
    ※外部のサーバーを登録したい場合は "Add External Node"をクリックすると登録出来ます。

  4. 作成後はロードバランサを選択すると詳細が確認出来ます。

  5. VIPにアクセスすると無事に負荷分散出来る事も確認しました。

  6. 最後にロードバランサの価格をまとめておきます
    起動料金
     $0.015/時間
    コネクション料金
     $0.015/100同時コネクション
    転送料金(out)
     $0.18/GB
    転送料金(in)
     $0.08/GB

外部のサーバを登録出来るところは非常に珍しいですね。
本番環境へ影響を与える事なく導入出来そうなので、試してみてはいかがでしょう?